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机とクローゼット

今日は机とクローゼットの見直しについてです。
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これが机のアフター。

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ビフォー

ビフォー写真は白いキャビネットの上に夫がものをたくさん載せてあったものを全部机の上に移動した後。
やろう!と思いついた瞬間に写真を撮ればよかったけど、頭がそこまで回らず、中途半端に進めてから写真を撮る。。

机の上を整理して思ったのは、夫も私も可愛い雑貨や小物が大好きで、買い集めるのになかなか上手に飾れなくて、結局ごちゃごちゃの原因になっている、ということ。
でも仕事をしていた時に買い集めたスノードーム、夫がコレクションしているマグネット類は思い入れもあってなかなか捨てられません。
でも、こんまりさんのやり方は捨てるのではなくて、「ときめくものだけ」残すこと。
私の机は左側で、ときめくものといえばスノードームと、ロンドンに住んでいた時に家をシェアしていたブレットがくれたオードリー・ヘップバーンのカレンダー写真。
私がオードリー好きだというのを覚えていてくれて、彼が帰省した先のオーストラリアで買ってプレゼントしてくれたもの。
オードリーを見て、私を違う国で思い出してくれて、それを伝えてプレゼントしてくれた、ということ自体が、ロンドンに家族のいない私にとっては嬉しくてたまらない出来事だったのを今も鮮明に思い出します。
このオードリーの写真は小さく切り取って、写真立てに入れて飾ることにしました。
ブレットは私の父ほどの年齢の、本当に優しい男性。
心配性なくせにマイペースな暮らしが好きで、客室乗務員という仕事上家をよく空けて、帰宅したら時差と12時間のフライト疲れで泥のように眠ってしまう私には「今週何曜日は万里絵が掃除担当」などのルールが合わず、一番最初に暮らした別の家では精神的にとても大変でした。
感情の起伏が激しいイタリアン女性に散々気を使ったっけ。。
でもブレットが暮らしていた家は、ギャラリーに勤めている中国人の女の子(この子も結構難しかったなぁ)と3人。
私とその子が合わなくて悩んでいたら、いつも間でブレットが程よく中和してくれました。
その後中国人の女の子が彼と同棲を始めるとのことで抜け、日本人の私の友人が入ることになり、ブレットとその子は夜型なので、生活パターンもぶつかることなく(きっと気を遣ってくれていたところもあると思うけれど)最後の日までとても居心地がよかったなぁ。

フライトのない長いお休みの時は、一緒に桜を見に散歩したり、日帰りでドイツのクリスマスマーケットに行ったり。
こう書くと年の差カップルみたいだけど笑、そんな感情はなく、忘れられない私のロンドンの家族。
ブレットも部屋の整理が苦手だったから、次に行く機会があったなら、喜んで掃除するのになぁ。
一度大家さんがアメリカから来て、二人で大慌てしてIKEAに行って収納を買いに行ったっけ。。インテリアを勉強してると言ったら、ロンドンで活躍する日本人インテリアデザイナーの方を紹介してくれたのもブレットでした。
11月に仕事でソウルに来ていた、とメールをくれていたのに、私ったらメールボックスの整理ができておらず、なんと見逃していた。。
これをやってしまったのは2度目なのに、学習しない私はもう終わりにしたい。家の整理の次は、メールボックスの整理だ!
今年か来年こそは、ブレットに再会できますように。
オードリーの写真から話が脱線しました。

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ちなみに上のキャビネットの中には、裁縫道具や救急箱、工具、文房具、通帳やパスポート、アルバム、などなどが左から3つまで入っており、右端は夫の書類です。
キャビネットはイケアのもので、仕切りの板も別売りで売っているので、必要に応じて5枚買い足しました。
奥行きや高さがある収納、こそ、しっかり仕切って程よく収納するのが一番。
本当はもっと捨てて欲しいけど、他人のものだから「捨てなよ」と簡単に言えるんだろうなぁと思います笑。
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ちなみにキャビネットの中身のビフォー。
仕切りの微妙な高さ調整や、かごの活用をうまくできていませんでした。

さて3つ目の写真で、一つものが増えたのを気づいた人はいるでしょうか?
ここで夫の変化を一つ!
綺麗になった机を見直して、新しくパソコンのPCケースを買い直しました!右端の白い箱です。

今まではPCケースの定位置がなく、机の下に仕方なく置いてあったのが、プリンターをなくしたことで(正しくは夫が捨てられず結局物置にある)右端に置けることになりました〜。
前までの物は子供達が机の下にもぐって、スイッチを何回も押して壊してしまったので、彼なりに考え正面ではなく子供達の目に届かない一番上に電源スイッチがあり、今の所子供達も触っていません笑。旧正月の連休中ずっと検索していたので、完成したものを見てとても嬉しそうでした。
ちなみに自分で中の部品を一から組み立ててこのPCケースを作っていました!
ボックス自体は清潔感のあるホワイトなのに、電源を入れると虹色の光を放ち、祭りが始まります103.png
夫は引っ越し当初はこの机によく座ってパソコンを使っていたのに、あまりにも速度が遅いので、会社のノートパソコンを持ち帰ってきて、それをダイニングテーブルに広げて作業することが多くなっていました。でも綺麗になった机を見て嬉しくなったのか、彼なりの不便を快適にしようと思えたんだと思います。
それから、よくお茶を入れてくれるようになった!前は週末くらいしかお茶やコーヒーは飲まなかったけど、快適な家で余裕が出てきたのかな110.png
あとシンクにお皿が溜まっている様子を放ったらかしにせず、一応「お皿洗いできてないんだよね」とかコメントするようになった!
コメントだけでも成長です103.png
週末も1回は料理してくれているし、お皿も洗ってくれるようになったなぁ。
保管場所を明確にすることで、在庫が可視化して夫にも自ら考える力が湧いてきたんだと思います。
そう考えると、整った暮らしって夫婦喧嘩も減るし、いいことだなぁ。と実感しています。
クローゼットも場所を明確化して、平日用、週末用、と引き出しを分けたことで週末のおしゃれも選ぶのがなんだか楽しそうです。
服にこだわりのある人なので、クローゼットは今までノータッチだったけど、彼の部分の場合は捨てるというより場所をしっかり決めてたたみ直す、という作業で十分でした。
綺麗な部屋にいると、思考も明確になって、お互いにとってもとてもいい感じがします。
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子供達も綺麗になったクローゼットに嬉しそう!(夫のクローゼットは左の二つ、私のクローゼットは右の二つです)

私の場合はとにかく量が多かった。。独身時代に買って、もう着ることはないのに捨てられず、なんとなくとっておいた服とも今回別れを告げました。
今日は헌옷수거と言って出張買取を頼みました。
20キロ以上なら訪問可能ということで、去年一度頼んでから「もう頼むことはないだろう。。」と思っていたのに、今回はもっと多い気が。
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モニタ−2台と服、靴、本などなど合計47キロ!
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17500ウォン(約1700円)に、なりました〜!

家電や本などもまとめて回収してくれるので、とてもありがたいサービス。
電話番号も載っているので、水原近郊にお住いの方は是非ご利用ください笑。親切で翌日にすぐ取りに来てくれるし、私はしなかったけど玄関前に置いておけば勝手に引き取って口座に入金、ということもしてくれるそうです。

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この写真のようにもちろんフリマアプリを活用して売ることもできるけど、その労力は結構なものなので、出張訪問買取は時間対効果は大!
私が使っているアプリは당군마켓というアプリで、このアプリの便利なところは近郊に住む人だけでやり取りできること!
もちろん宅配取引もあるんだけど、詐欺なんかもたまにあるので、直接会ったりアパート住まいの場合は警備室に預けて取引する人がメインです。
私もたまに欲しいものがある時は、住所を聞いて、時間を約束して直接お金を渡してものを受け取ることが多いです。

我が家の不用品はもちろん、義両親が住む4階になんとなく置きっぱなしにしていた私の靴や服、雑誌なんかもまとめて捨てました。
千円くらいの服、韓国は安くて可愛くてついつい買ってしまうんだけど、その時は「ヨレヨレになったら捨てればいいや」と思うのに、なかなか捨てない私。
それが積もり積もったのもあるし、思い出に浸ってしまってなんとなくとっておいた服や靴も多い。
でももうそろそろ、上質なものを身につけられる感覚を持ちたい。いや、持とう!
それに、なんとなく買ってしまったものって、それこそ後々しっくりこない。
そういう時いつも思い出すのは、札幌で仕事していた時の同期の一人。
確か休みの日に彼女が欲しい服を買いに行く、というので私もデパートについて行くことに。彼女は「今日まで何回もお店に足を運んでね、家に帰って何度も考えてたの」と言っていました。買い物はいつも即決するものだと思っていた私にはなんだかカルチャーショックで「へぇ〜!わざわざそんなことするのか!」と思って彼女の買い物を私は見学。
今日まで何回も考えた、というから今日こそ買うんだろうなぁ、と思っていたのに、彼女の出した答えは「いや、やっぱりもうちょっと考える」でした。
でもなんだか彼女の顔が清々しく見えたのを、とてもかっこよく思った私なのでした。
安さにばかり惹かれて、本当に身につけたいものを見逃しているなんて、惜しいことです。

'Style is a way to say who you are without having you speak'
-Rachel Zoe

「スタイルとは自ら語らずとも人に語りかける方法の一つです。」
アメリカ人スタイリスト、レイチェル・ゾーの名言です。

なんとなく、ではなく常に自分の身につけたいと思えるものだけ、身につけられる感覚を大事にしたい。

明後日は私の大切な韓国人の友人が遊びに来てくれます。
片付いた我が家にお客さんが来てくれるって、とっても嬉しい。
不用品処分も終わりが少しずつ見えてきたし、あと少し整理整頓して大切な彼女をお迎えしたい110.png
では今日もそろそろスタバを後にして、子供達をお迎えに行くとします。(スタバのカードも夫のダウンジャケットのフード部分から出てきた103.png

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by wherever3 | 2019-02-12 17:20 | Comments(0)

どこでも自分らしい暮らし方


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